幾何公差検証と自動化の面から生産改善を解く
切削加工と工具全般の基礎
第一講座は「工作機械とIOT」をテーマにヤマザキ・マザック(株)様をお招きし、最新の工作機械とIOTの現状やこれからの動向について学びました。
特に、生産性向上と投資効果を高めるマザック様独自のIOTソリューションと題して、工程やメーカー、新旧機種ラインを超えたすべての工場全体の”見える化”を目玉としてご紹介をいただきました。
生産効率の向上のデータ等、具体的な映像や使用例をもとにこれからの”IOT時代”をどのように進めていくか、またマザック様の最新機種の特徴をご教示いただきつつ、これからの展望を見据える良い講座となりました。
生産現場で活躍する産業ロボット
第二講座では「ロボット講習会」と題しましてダイドー(株)様をお招きし、生産現場で活躍するロボットの各種特徴について学びました。
前半は直交やスカラ、多関節等様々なロボットの特徴をご教示いただきました。
特に、”3次元空間で動く自由度”という分野にて活躍する各種ロボットの映像や、それに付随する形で、それぞれの適用環境についても学ぶことができました。
後半では、ロボットシステムの構築にかかる費用について勉強しました。導入するに当って必須になってくる現場調査費や各種諸経費等、ロボット導入の基礎となる部分について学ぶことができました。この導入部分が大きなウェートを占めるという場合がほとんどであることにも気づくことができました。
簡単なIOT導入(センサの断線検地)
第三講座では、(株)エニワイヤ様を講師にお招きして、革新的な”省配線システム”について学びました。
今回は省配線の中でも、盤内・盤外・装置内における下位ネットワークの強化を目的としたASLINKの特徴と概要説明がメインでした。ご来場様の悩みとなっていた大量の中継ボックスやちょこ停、断線箇所の早期発見という問題を解決するヒントが沢山あった1時間となりました。
今後、生産工場におけるIOTの導入は一層加速していきます。先手選定の情報提供、導入計画のご提案が10年後の御客様に素晴らしい影響をもたらすことを信じて、これからも尽力していきたいと思います。
ご参加者様アンケート
第一講座ご参加者様
最新のIOTの現状を知ることができ、今後の参考にしたい。
第二講座ご参加者様
各種ロボットの導入から活用まで様々な知識が学べたので、現場で生かしていきたい。
第三講座ご参加者様
IOTを比較的にイメージし易かった。断線検地について、学ぶことができた。