富士重工業株式会社 群馬製作所
平成22年年7月23日(金)に第5回工場見学バスツアーを開催しました。
今回で5回目を迎えました工場見学バスツアーは群馬県太田市にある富士重工業㈱群馬製作所ヘ訪問してまいりました。東京ドーム12個分の面積を持つ広大な敷地内に効率的に配置された各工場の中で今回見学しました矢島工場は混流生産方式をとり先進的な技術や環境への取り組みを実施している工場でした。
まず、プレス工程では自動車鋼板を切断後、世界最大級の大型プレス機械で成形され鋼板の洗浄から切断まで一貫したブランキングシャーラインや超大型トランスファー等を見学。生産方式に特徴のある完全混流生産方式で市場のニーズに柔軟な対応と効率的な生産方法が取られ、ボディ溶接工程では1本のラインで3種類ものボディを作り分ける混流生産方式で数多くの多関節溶接ロボットがそれぞれの車種にあった場所を溶接する様にプログラムされ、非常に高い精度と高い能力の最新型ロボットの稼動が印象的でした。
トリム工程では各種テスト機械に乗せらて厳密な試験調整を行なっており、ローラーの上で擬似走行をさせ各種動作テストを実施し確かな品質で出荷する工程を見学致しました。
また、工場のほぼ中央に位置する天然ガスを燃料としたコージェネレーション発電システムの稼動でCO2の排出低減に寄与した環境にやさしいクルマづくりを実践している工場でした。
最後見学したスバルビジターセンターはスバル歴代の車や世界記録を樹立した車の展示も見学して自動車業界の発展を感じられる展示場でした。
各工程を見学致しまして大変有意義な工場見学会となりました。